日本では凶悪事件も少年犯罪も低減中。「有害情報」も「治安悪化」も全てウソ。だまされないで!


by kitaharak

カテゴリ:同人誌( 7 )

 2009年10月31日(土)。大田区産業プラザpioで開催された《ショタスクラッチ10》に行ってきました。ショタコンonly同人誌即売会としてはショタケットに続く大手。
 いや、今回直参352スペースという、ショタ系では過去最大規模のサークル数だったので、老舗のショタケより、今やスクラッチの方が大手と言ったほうが良いでしょう。

 当日は物凄い混雑……のはずなんですが、大展示ホールで余裕の配置だった上、スタッフの行列整理も一般参加者の自己配列も手馴れたもの。全く問題なく、すいすい即売が進められていきました。特に、行列ができても必ずココはスペースを空けることを義務づけた“バツゾーン”の配置はお見事。参加者の行き交いは潤滑でした。

 今ショタ同人で流行っている版権ものは「イナズマイレブン」「サマーウォーズ」。特にSWはカズマきゅんの萌え上がりようは凄まじく、ショタ野郎も腐女子も入り乱れる、劇場単発モノとしては過去に無い盛り上がりよう。イナイレとSWのジャンル隆盛により、ボーカロイド(レン、カイト)の影が薄くなっていました。
 一方オリジナルのトレンドを挙げると、ショタ黎明期では面妖ロリロリ女装少年や腐女子BLが多かったのですが、今はゲイ系のホモショタとケモノの勢力が強いです。
 ショタケ初期に「男性向けショタジャンルは我々が開拓した」とタコな発言で尊大ぶってた美少女系出身の某大手作家陣はたちまち居場所を失い、今では見る影も無く姿を消しています。


 そして一泊した翌日、東京ビッグサイト開催のコミックシティスパークにも行ってきちゃいましたよ。お目当てはサマーウォーズ、イナズマイレブン、レジェンズのプチオンリー
 特にイナイレの盛り上がりは壮絶でした。その3ブロックだけコミケ並の混雑率で、一度詰まったら脱出が大変。
 カップリングの傾向も何だかカオスでしたねー。《土門×一之瀬》スペースが続いたかと思えば、その次は《松野×半田》が。あれ?この前のオンリーでは《松野×影野》がデフォカプじゃなかったっけ。《円堂×風丸》は思ったほど多くないし、それどころか《二階堂×豪炎寺》に行列が。二階堂監督ってアニメで1回しか登場しなかったのに(笑)。そんなにジャージ姿の若い大人コーチとのカプに萌えるか。おそるべし腐女子。はたまた《景山総帥×鬼道》なんてのもあったぞ。他にも帝国学園カプとか野生中カプとか、あげてゆくとキリがない……。
 イナイレには定番カプが存在しない…というか、準主役レギュラーも名敵役も潔く使い捨てする超サイクルのホビーアニメ本編のレギュラーキャラが激しく入れ替わってるから、ひとつのキャラやカプに拘泥しているとどんどん置いてかれる感じ。腐女子のみなさんは派閥を作ってるいとまが無さそう。

 C翼・★矢・トルーパーの頃は、カプの異なる派閥同士での不毛な争いが絶えませんでした。例えば本の惨殺体・カミソリ・石の送りあい、とか。
 旦那(嫁)にしてるキャラが死んだからって作者に不幸の手紙や出版社に嫌がらせ電話、とか。
 「せーの、○○カプなんて信じられなーい!大っ嫌ーい!!」とイベント中に合唱するヲタク少女、とか。
 色々奇行愚行が漏れ伝われて来てたんですが、今ではそういうの大分少なくなってきたようです。マナーが確立してきたのでしょう。

 また内容も昔のやおい本と変わってきてますね。かつてはエゲつない恋愛相関図をしつこく冒頭にびっしり書き込んで、乙女な総受けキャラを攻めキャラ全員に嫉妬深く争奪させて腐女子脳内ウットリ……というのがパターンだったのですが、“いまどきそんなの描くのは厨房ぐらいよフフ……”とばかりに、ぐっしょり濃厚なセーキ描写もからめた激情的で濃厚な昼メロハードエロ、というフォーマットが定番となっているようです。


 ところで、同人誌の値段の相場。いくらかと申しますと、若干高い見積りになりますが、

 【B5だとページ数×10、表紙フルカラーなら+100円】

 もちろん下書きラフではなく完全原稿。こんな感じです。

 しかし、放映中アニメの18禁エロ絵を鉛筆ラフで殴り描きで、B5サイズの12ページとか8ページを会場製本して周りに迷惑かけながら時限販売。1冊400円(!)というサークルもごく一部に。
 ラクガキ数枚の本がこの値段。表紙に厚紙なんかつけてないから鞄に入れる際はしぱくちゃにならないよう気を遣うし、製本テープによる背張りもないのでステープラー針剥き出し。しかも非フラットホチキス。コレよそさまの本のフルカラ表紙にひっかき傷が付くのよね。
 でも放映始まったばかりでまだ本が出てない超・旬なアニメネタのエロなので行列が出来、萌えを心得た絵も達者なので、飛ぶように売りさばいて毎回ヘンに利益を上げている。そんなサークルさんが目立ってきました。ここ5、6年くらいの傾向です。
 同人ならではの離れ技と認めるか否かは個々判断ですが、同人に甘えるのもほどほどにしましょう。私はもうこーいうのは買わなくなったな。
 中には、B5/100ページ前後の本をオフセット、表紙マット加工フルカラーの本を、“たくさんの人に読んで欲しい”と大赤字200円で販売するサークルさんもいらっしゃる訳で、前述のようなラフ本を買うと、頑張ってる作家さんに何だか申し訳なくなってくるのよね。

(関連)
何千~何万部も刷るような大手サークルなんてのはどう言い訳しようが商売だろ? 「商売」してる所に「お客様」が来るのは当然だろ、馬鹿?
(オリジナルのブログが休止しているので、転記があった調天調書さんの該当日付をリンクしときます)


〓本日のぬこ動画。〓

黒猫の恋人はカラス
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by kitaharak | 2009-11-03 08:09 | 同人誌

onlyイベントcheck!

 個人的my属性ばっかりで恐縮でございますが、メモ代わりとゆーことで。

ショタスクラッチ8
 2009年3月1日(日)/東京卸商センター展示場全室
 規模も信頼もショタケットと比肩するショタイベント。頻繁な開催数も好評。

CUTE☆6
 2009年3月21日(土)/大阪 シキボウホール7階大ホール
 いまや関西ですっかり根付いたショタ系オンリーイベント。

イナズマフェスタ!
 2009年4月5日(日)/東京 板橋産連会館3F
 なんともう行われる「イナズマイレブン」のオンリーイベント。でもどうせカプ本ばっかだろうな。主催元は陰陽大戦記onlyやコロコロボンボン系only開催歴のあるサークルさん。

STARTING POINT
 2009年4月26日(日)/東京卸商センター展示場全室
 「大乱闘スマッシュブラザーズ」オンリーイベント。スマブラ同人本はなぜかクオリティが高い。

野郎フェス2009
 2009年5月2日(土)/神奈川 川崎市産業振興会館
 かの名イベント“雄ケット”の後継がついに登場!? BLメインではなく、男性作家・ゲイ漫画のベクトルが色濃いのが特徴!

おやじマーケット2
 2009年6月14日(日)/東京文具共和会館2階ABC室
 おやぢ受けボーイズラブという変り種。雄ケットと異なりBLベースですが、男性向けゲイサークルの参加も期待できそう!?



〓本日のぬこ動画〓

一触即発!戦慄の50秒
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by kitaharak | 2009-01-09 22:11 | 同人誌
叔母の遺言アルファモザイクさん

 これ、小説なりドラマなりノンフィクション化すれば、下手すると当たるのでは。となりの801ちゃんや電車男もビックリの話。

 ほとんど面識の無かった叔母が他界した直後、“遺産相続”として届けられた大量のダンボール箱。
 恐る恐る中を開けてみると、「聖闘士星矢」「鎧伝サムライトルーパー」のおびただしい数の同人誌、ビデオテープ、そして叔母のサークル発行本の在庫まで。

 どれも'80年代後半から'90年代前半当時のもの。叔母も自分と同じ腐女子だったのだ。

 親族の体面上隠していたが、共に腐女子同士であることを感づいていた叔母は、病床に伏して余命いくばくも無いさだめを悟り、当時の戦利品及び来歴を、姪である彼女に託したのである。

 戸惑いつつもビデオテープや本を見返すうち、やがて彼女はそのジャンルへと引き込まれゆく。そして新たなサークルを立ち上げ、☆矢やトルーパーのやおい本を描き始め、活動を広げてゆく………

 そんなとこでしょーか。

 ところで私は'90年代半ば頃、取り壊しが決った家から追い出される際、自分の刷ったゲーム系同人誌百数十部を、そのまま全部置いてきたことがあります。だって売れなかったんだもの(泣)。
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by kitaharak | 2008-09-24 00:30 | 同人誌

裏ドアラのひみつ

 先日、当ブログに辿りついた検索ワードランキングを覗いてみたところ、第10位にこんなワードが。

 「ドアラでホモ同人」

 ………ウチそんな記事あったっけ???書いてない、書いてない(笑)。

 多分、ドアラを話題にした記事とホモ同人を語った記事が同ページにコンテンツされたトコに検索ロボットがやってきてたのでしょう。すんませんねお探しのめぼしい記事がなくて。

 じゃあドアラ同人誌に全く覚えが無いかというとそうでもなく、手元に数冊あったりしますが(爆)。
 内容は、ドアラがドラゴンズ選手とラブラブなカプ本タイプと、他の球団マスコットとエロエロなケモホモタイプの、2つの系統に分かれています。
 どちらにしろ、カタギの野球ファンや一般人の目に触れさせれるモノではないですね。本自体はメチャクチャ面白いけど。
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by kitaharak | 2008-09-15 10:21 | 同人誌
c0147345_14375422.jpg いわみちさくらさん初発行のぬこ同人誌「駄猫家族」の1作目。1997年発行。

 普段人様の同人誌をネットで晒すようなことは勿論控えているのですが、もういわみち先生は単行本はいっぱい出てるし、連載もいっぱいお持ちだし、単館系とはいえ原作が映画化までされちゃったし。
 もう同人素人じゃなくて完全にプロ扱いすべきでしょう。ファンによる公益資料公開ということで、他のいわみちフリークの方はご参考にどうぞ。

 ウィキペディアの同先生の項目に全然載ってないことなのですが、いわみち先生はかつてゲーム系ブースにてMACKEREL(マッカレル)というサークル名でコミケ出展なさってました。
 この頃の現物は拝読していませんが、'90年代半ば頃から“伊内地おとと”というP.N.で「幻想水滸伝」や「トゥルーラブストーリー」の二次創作に勤しんでいたようです。やおい・BLだったかどうかは不明ですが、ショタやBL同人作家さんとの交友は、初期の猫本のゲスト原稿から伺えます。

 猫ジャンルの同人誌に参入なさったのは前述'97年の「駄猫家族」シリーズ1巻目のこと。その後サークル名は[駄猫屋]、P.N.も現行のいわみちさくらに改名しています。

 曽根麻矢さんが'92年、セツコ・山田さんが'94年の猫同人参入であることを考えると、実は後発組なのです。猫同人ジャンルは'80年代後半から基礎はできていたはずですが、前述のお二方や「チョビの日常」「うちの猫が一番かわいい(CATMAP)」等スター性の強いサークルさんが台頭してくるのは'90年代の半ばから。釣られるようにC翼時代からのお局やおいサークル(うぐいすみつるとか本郷美津帆とか)が動物ジャンルに足を伸ばしてくるようになったのもその時節です。

 で、同人系作家陣が礎の猫マンガ専門誌が、今やスーパーの書籍コーナーやコンビニに居並ぶまで急成長に到った経緯は良く知りません。
 ……が、動物同人誌作家を拾って商業ペットアンソロジー出版を始めたのって、「ハムスター倶楽部」のスコラ/あおば出版ですよね確か。それに竹書房が追従したんだっけ?
 猫マンガブームの端緒は、C翼、S☆矢、トルーパー同人のめぼしい同人作家を拾い集めて出版するビブロス、ふゅーじょんぷろだくと等のアンソロジースタイルの踏襲が礎だったと解釈しています。
 猫マンガ商業誌ブームに火がついた2006年には「ねこのしっぽ」「ねこまんま」「ねこだま」「ねこにまたたび」「ねこのあくび」「ねこといっしょ」「ねこかん」と、壮絶な乱立期を迎えます(あらためて執筆者みると、きゃぷつばアニパロ作家とか、多いなぁ…)。
 現在では大分淘汰されていますが、猫マンガ専門誌というジャンルは今や完全に出版界に根を下ろしました。今後もどのような同人の才能と人材力が、出版不況救世への貢献となるやも知れませんね。
c0147345_14381641.jpg
 で、いわみち先生の猫マンガ。とにかく、やたら面白い!
 猫がよく見せるしぐさや行動、表情、ワルサの数々を、くるっくるにまん丸な絵柄と動きでぬこ萌えデフォルメ。セリフや線描を極力省いた読みやすい筆致。ローラーコースターのようなテンポの良さで、単行本1冊あっという間に読み終えてしまいます。
 いわみちセンセに限らず、二次創作ギャグパロ漫画で腐女子たちが鍛えたキャラを萌え愛でる同人的才覚は、猫への愛情表現で綴る実録漫画でみずみずしく開花。

 実録猫マンガも、ある意味、ナマモノ二次創作なんです。

 非オタク層の愛猫家にとって、現実の猫への熱愛をマンガキャラ化するこのジャンルは、相当の衝撃と新鮮な感動があったはず。こんな形でオタク肌のマンガが世間に受け入れられることもある、という好例と言えます。


 とても心配なのは、いわみちさくらさんのご家庭においてネコたちの突然死や道連れ連鎖があまりにも多すぎること。
 室内飼いに切り替えたし、具合が悪ければすぐ病院に連れて行ってあげているご様子。あんなに大事に大事にぬこたちを可愛がってらっしゃるのに、どうしてご不幸の頻発が止まないのでしょうか。
 かつてのえむたん、ミケコ、モータの不幸続きなんて痛ましくて読んでいられないし、最近のステラさん、スナぽん、てとりんの連続死はいくらなんでも不自然過ぎ。偉丈夫でボス猫候補だったもみたんの原因不明同然の突然死なんて目も当てられない。同じく多頭飼いのセツコ・山田さんかたの長生き猫たちと比べて、どう考えても異常事態。ご自宅の玄関やお庭に次から次へと犬猫が投げるように捨てられ続けているっていう年中の災難も、ただ事ではないでしょうに。

 ひょっとしたら、ご自宅の玄関に猫砂とペットシーツ置いてらっしゃいませんか。これやっちゃうと、風水上、悪い運気のダメージ一番受けるの、ぬこたちですよ。
 それから玄関の外側付近に、いらない家具、ケージ、粗大ごみがごちゃごちゃ置きっぱなしになってるのではないでしょうか。さらに、玄関の方位が鬼門の北東or北に向いてたら、もう決定的。
 はっきりいって、猫たちが家に降りかかる災厄を人間の身代わりで全部受けてると言っていいです。すぐ玄関を掃除して整理整頓、猫トイレも撤去の上、盛り塩で清めて頂きたいです。

 真剣な話、玄関に猫のトイレを置いてはいけません。
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by kitaharak | 2008-08-08 14:51 | 同人誌
 2008年6月29日、大田区産業プラザpio開催の同人イベント《ショタスクラッチ6》に行って来ました。

 スクラッチさんも浅草の東京都立産業貿易センターの開催に見切りをつけ、比較的同人軋轢の軽症な蒲田のpioへ移動。
 かつて当たり前のように200は集まったショタサークル数も、今回は委託も含めて150スペース弱というあたまかずに落ちています。しかし昨今の国家権力による漫画表現へ締め上げ気運を考慮すれば、まずまず集まった方ではないでしょうか。

 今回見本誌チェックによる手間取りはなく、前回のごとく30分遅れることもなく定刻どおりのオープン。しかし会場が手狭のため、混雑ぶりにはスタッフーさんもサークルさんも一般も、皆さん往生していたご様子。
 特にケモノ系の行列による人垣バリケードは鉄壁状態で、複雑な経路を辿らないとそのブロックのスペースをまわれない盛況ぶり。

 で、2008年のショタケットのごとき鼻につく表現自主規制はなかったものの、やはり時節柄、見本誌チェックは厳格。販売停止措置が下されて欠席状態になってしまっているサークルさんも散見。都産ほどではないものの、どこかしらの息苦しさがあったことは拭えませんでした。

 今回イベント内特集onlyとして男子ヴォーカロイドを募っていました。つまり鏡音レンきゅんプチオンリーですね。
 半ブロック程度集まっていたようですが、なんと同日同施設の下のフロアで、スクラッチ以上の大盛況をおさめたヴォーカロイドonlyが開催されてしまうとは。サークルも耳目も、大分そっちに食われちゃったようです。

 一方、ショタジャンルのトレンドとして、ゲイ系、ホモショタ系の作家さんがたがじわり、じわりとケモノ系に吸引されています。ケモノブロックに配置されていなくとも獣人ものへのシフトを開始した作家さんが目立ちました。今回最も一般行列が賑わっていたのもケモノ系のブロックです(サークル数は少ないのに!)。
 また、最近増えてきた“断面図”ショットが、とうとう女性向け・女性作家さんの本にも完全浸透(笑)。だんめんづがなきゃR-18でわない!という気概すら感じます。まぁ素敵。みんな表現弾圧には負けてませんっ。

 ところで今回、[蒲田のpio⇒東京ビッグサイト]という、イベントのハシゴに挑戦してみました。午前11時開催の蒲田のイベントのスペースを全部周って正午に脱出。大急ぎで飛び込むように東京駅からの都バスへ。
 時間的にはなんとか間に合うのですが、2時にビッグサイトに着いてもお目当てのサークルさんが帰っちゃってる可能性もあって、むしろpioにとどまって遅刻サークルの本の拾い物を吟味した方が得策と思い、今までやったことなかったんですな。
 でも当日コミックシティ内開催の某ヤドカリイベントでどうしても買い物がしたく、急いで駆けつけたビッグサイトの展示棟のゴミ箱に捨てられていたのシティのカタログを奪取(爆)、東ホールへ飛び込みました。なんとか間に合うもんですね。
 お目当てのヤドカリブースは半ブロックもなく、完売済みのサークルさんも目だったものの、同じ系統作品のプチオンリーやジャンルが隣接していて、結構な買い物がかないました。

 時間内に出来上がるかどうかも分からぬ遅刻サークルの会場製本の待機に1時・2時とつきあわされるより、さっさと他の会場に出向いた方がいい買い物になるかも知れませんね。

 ところで、次回以降のショタスクラッチ開催予定会場は、なんと浅草橋駅すぐ近くの東京卸商センター!あらら、さらば浅草と思ってのに(笑)。
 ネット予約割引2,500円で26時間滞在OKの某カプセルホテルとか(買った本置いて遊びにいけるから便利!)、千円の朝食バイキングの店とか、これまでつちかった浅草イベント処世術が引き続き活用できるので、それはそれは誠によろしいこってす。
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by kitaharak | 2008-07-06 11:01 | 同人誌
 5/4大田区産業プラザPIOで開催された《雄ケットF》第5回開催にいってきました。同会館は同人イベント名に干渉してきた前科がありますが、結構ドぎついジャンルの同人イベントだったにもかかわらず、今回は漫画表現への過度な圧力は感じられず、いつもどおり、全く変わらぬのびのびとした開催だったという印象です。

 一応雄ケットについて説明しますと、いわばゲイ同人のオンリーです。と言っても女性作家さんもいっぱい参加なさっているのが特徴で、逆にゲイ雑誌に連載持ってる有名作家さんのスペースには人入りが少ない、という傾向すら有り。

 コミケではBLでスペース取ってても絵がガチガチに野郎ぽいんでいつも浮いちゃうなーという腐女子サークルさん。
 自分はやんちゃっ子・元気少年属性で、女装とかふたなりは苦手。ショタイベントもいいけど、もっと弾けたいなーというホモショタ作家さん。
 ひたすらマッチョなケモノ・獣人が大好きで、創作ブースでいつもくすぶっていた描き手さん。
 現実の女がキライな二次コン美少女萌えのオタクがたくさんいるように、オトコ好きなんだけど三次に興味なし!という漫画好きのオタクゲイ青年の一般参加者。
 さらにそこへ「受け攻め嫉妬合戦だけのやおい本じゃあ物足りないわ!」という腐女子乙女たちも合流、カオスのようでコスモな団結心で満ち溢れた、唯一無二のオスキャラベント。それが雄ケットなのです!!

 実は第1回開催に行ったっきり、私しばらく参加せずブランク空いてました。当時ケモノやショタを期待して赴いたんですが、あまりにデブ専・デブ専・デブ専ばっかりに偏っていたんで鼻白んじゃいまして。デブ専方面にパブリシティが偏っていたのでしょう。
 販売は全部売り子にまかせ、自分のスペースにずら~~~~っと行列したうら若き腐男子たちをしげしげと眺め、『結構カワイイ仔多いな…』とつぶやいて舌なめずりしていた大手ゲイ同人作家さんとかいたり(笑)。しかもイベント終了後男子トイレにゲイ雑誌が放置されていて顰蹙を買ったとか買わなかったとか……。
 しかし回を重ねるにつれ前述のごとく大分ジャンルのバランスが取れて洗練されてきたようなので、これからは毎年買いに行こう…と思ったら、もう今回が最終回とのこと。

 開会前の一般参加者には、時間帯によって色違いの入場整理券を配布。「あぁなるほど、今はやりの“規定時刻以前のフライング来場者には最終列移動ペナルティ”っていうヤツかな」と推察してたんですが、そういう懲罰は何も有りませんでした。気を使って遅い時刻に来た当方はちょっと損した気分に。

 全スペース18禁サークル、と言ってもいい濃厚イベントであるにもかかわらず、男女共に入り混じってワイワイとにぎやかに交流・買い物、コスプレを愉しんでいる和気藹々感が、他のイベントでは味わえぬ独特の和やかムードを醸しています(たとえ腐男子でもやおいイベント男性入場禁止!とかありますからね。以前REBORNジャンルカプ系onlyの入り口でスタッフに“女性向け!女性向けです!!!”と過剰に怒号飛ばして身構えられて非常に不愉快だったし)。
 ゲイ雑誌に連載持ってる商業作家さんのスペースはそれ程の賑わいは見せず。開会と同時に行列があっという間に延々伸びてしなるのは、意外やケモノ系のサークルさん。あっという間にホールの外周を半周してしまってびっくり。去年冬コミ参加なさってた時にはたやすく買えたサークルさんなのに何事ぞ!?と驚愕。
 他、ショタジャンルでも高名な作家さんに行列が集中。中にはオタクとは思えぬほどマッチョなラガーマンコスプレイヤー、バスケユニ姿の売り子さん、和装サムライ姿が決まっていたレイヤーさんもいて、視覚的にも楽しかったですよ。

 【会場製本を全面禁止!】っていう雄ケのローカルルール、買い専の当方としては、正直とっても清々しました。『行列整理の人手が間に合わない・会場の混乱を招く』というのが開催側の理由です。
 “会場製本”、絶対やめた方がいいです。一度やっちゃうとクセがついて、毎回会場製本でしか本が出せなくなってるサークルさん、いませんか?
 しかも、ある別のジャンルイベントのあるサークルさんでは、「新刊配布は午後です」「1時からです」「2時半に開始します」とその都度会場製本の混乱はエスカレート。……に、に、2時半て。もうイベント終わりじゃない(泣)。
 もっとスゴイのになると、『すみませんこのページの原稿家に忘れてきましたゴメンナサイ』っていう、油性マジック殴り書きのページが混ざったコピー本を見たことがあります。こうなったらもう本末転倒では?“漫画を描いて同士に読んでもらうこと”が、“何でもいいから本出さないと。あとはどうだっていい”に入れ替わっちゃってますから。
 例えばコミケ定例サークル参加なさってるセツコ・山田さん、Moo.念平さん、みなもと太郎さんとか、一番忙しいはずの商業プロの漫画家さんが、会場で製本してる姿なんて見たことあります?自分の漫画を読んでもらいたいなら、鉛筆ラフ殴り描きの会場製本の同人誌をお売りしてはいけないはずなんですよね。
 昨日放映したアニメのネタを速攻で出せてしまうライヴ感覚の利点では、会場製本を否定しません。でもそれは例外的な場合であって、惰性と漫然で行うべきではないはずです。
 何はともあれそんな訳で、会場製本が一切見られなくなっただけでも、こちらも心の負担もちょっと軽くなって全スペースを巡ることが出来ました。

 同日にはご存知スーパーコミックシティがビッグサイトで開催されており、余裕があれば出向こうと思ってましたが、やっぱ無理ですね。午前中スペース一巡して昼食とって、遅刻サークルさんの本目当てにもう1回まわったら、時間よりもむしろ気力と財力が枯渇してますので……。

 結果としては、昨今の表現規制・漫画弾圧の波紋や息苦しさはそれほど感じられませんでした。イベント自体にも目だったトラブルなく、最終回を惜しまれつつ大団円で締めくくられたようです。お疲れ様でした。

 しかし、問題は、都立産業貿易センター開催イベントの方なんですよね。東京に一泊してこちらの別イベントにも赴いたものの、かなり痛々しくも惨憺たる結果となっていたので、後日リポートします。
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by kitaharak | 2008-05-12 10:58 | 同人誌