やーやーやー、ありがたやありがたや。まだ完動品だけど捨てるつもりの電気ファンヒーターをヤフオクへ90円で出品したら、710円の値がついて無事落札。
2回落ちずに3巡目に突入してたから、もう捨てようかと思ってたのに。やはり最後まであきらてはなりません。やれめだたや。
ところで。
先日、中日新聞の読者投稿欄【発言】のコーナーで、
【子供の凶悪化 ゲーム一因】
……などという、もうさんざん語りつくされ、尚且つとっくに否定論が立証されてるヴェクトルの、ビデオゲーム叩きの投稿があって笑ってしまいましたが。
『中学生や高校生による殺人事件が後を絶たない。子供が親を殺すなど、考えられないような凶悪な犯罪が起きている。』『ゲーム機の影響』『暴力シーンが多く、人を殺す場面も目立つ。こうした命を大切にしないゲームソフトが増えたことが、子供の犯罪が凶悪化した~云々』
……なんだそーです(笑)。
容赦なくツッコミ入れちゃうと、
①【子供の凶悪化 少年犯罪増加】そんな事実、日本のどこにもアリマセン。 統計では、若干の波はあるものの、少年犯罪は年々低減、安定しつつあります。
少年犯罪データベースWikiに、とても分かり易い統計グラフが算出されています。こちらによると、未成年による強盗・殺人・強姦がもっとも多かったのは、昭和30年代・三丁目の夕日時代です。
“未成年による殺人件数”にスポットをあてると、今より単純数だと8倍(448人→62人)、未成年人口比率だと5倍(2.55→0.48)。
平成の深夜ゲーセン、夜中のネットカフェ、夜明けのコンビニなんかより、昭和時代の薄暗~い路地裏の方が、よっぽど怖いトコだったのよ。
②【ゲームが原因で子供が凶悪化】そんな統計も臨床結果も、一切出ていません。 え~~家庭用テレビゲームの歴史のランドマークを辿ると、1975年にエポックが家庭用に発売した「テレビテニス」、任天堂'76年の「テレビゲーム15」、エポック社'81年の「カセットビジョン」、あとは'83年ファミリーコンピューター、'90年セガのメガドライブと任天堂スーパーファミコン、ソニーのプレステ……と時代が下ってくる訳ですが、少年凶悪期ピークの昭和30年代から40年代初頭にかけて、テレビゲームなんてもの、ご家庭にもアーケードにも一切ございませんっ。
野球マシンとか競馬ゲームとかガンゲームとかピンボールとか、そういうヤツがデパートの屋上にあるくらいなのよね。
それどころか、テレビゲームが普及して市民権を得れば得るほど、青少年の治安は安定化しています。先ほどのサイトの
統計グラフ見れば一目瞭然。
理由は簡単。やっぱり、手軽な娯楽や、一生懸命夢中になれるものが身近にある社会というのは、誰にとっても健全な暮らしが送れるものなのですな。個人個人の趣味嗜好が認められるのは大事なこと。
……で、この投稿を送ったの、【豊橋市 木下皓基 中学生15歳】とか書いてあるけど、親の偏った価値観や[体感治安][世論操作]に操られ、ありもしない影や幽霊におびえている……という訳でもないと思いますよ。
採用されることをいかにも狙った、さぞ新聞編集側や世相が喜びそうな、白々しーい内容でピンと来ませんか。
そう!コレ多分、偽名と詐称年齢ですよ(笑)。トシを中学生とか高校生とか、はたまた80の爺さんとかいつわって、掲載を狙う新聞投稿欄マニア!実はたっくさんいるんです。
あーそうそう、投書の木下くん、コレを読みなさい。
『戦前の少年犯罪』!管賀 江留郎 (著)、築地書館発行。
以下、内容紹介。
昭和2年、小学校で9歳の女の子が同級生殺害
昭和14年、14歳が幼女2人を殺してから死体レイプ
昭和17年、18歳が9人連続殺人
親殺し、祖父母殺しも続発!
現代より遥かに凶悪で不可解な心の闇を抱える、
恐るべき子どもたちの犯罪目録!
なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?
発掘された膨大な実証データによって
戦前の道徳崩壊の凄まじさがいま明らかにされる!
学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに
妄想の教育論、でたらめな日本論を語っていた!
(↓くだんの中日新聞、'07年11月9日朝刊 発言の掲載投稿より。まぁ以前からダメダメなコーナーなんだけどね)