日本では凶悪事件も少年犯罪も低減中。「有害情報」も「治安悪化」も全てウソ。だまされないで!


by kitaharak

風俗好きのクセに漫画は禁止したい橋下徹大阪府知事

 残念ながら『“東京都健全育成条例案”が全国に広まるのではないか』という懸念が現実味を帯びてきました。
 今度は大阪府が同じ趣旨で漫画やアニメを規制する動向を示しました。

大阪府:児童ポルノなど実態調査--来月から(毎日jp)

 これは東京での騒動を目の当たりにした大阪府の役人たちが規制案に対して難色を示していたのに、(ギャンブルと風俗好きのくせに)漫画嫌いの橋下徹府知事がゴリ押しで進めているというもの。

 “影響があるかどうか調査する”とのたもうていますが、例えば

“児童ポルノ漫画が蔓延!野放し!悪影響!規制すべきですね?⇒はい”

 と、それがセーラームーンや名探偵コナンすら含まれかねないとは一切明かさないまま、極めて操作的な項目を用いた上で、老人宅の固定電話や宗教団体・PTAに聞いてまわり、いともたやすく

 “規制すべき⇒賛成100%”

 というでたらめデータを平気ででっちあげることがきます。連中はこれを論拠に規制条例を通してしまうでしょう。

 同じような例が2007年の内閣府調査で実際にありました。伝説の「有害サイト規制・児ポ所持禁止9割賛成世論調査データ」です。
 因みにこの時は全年齢対象で調査データが必要のため、20代・30代の回答は、政府関連団体施設内で調査員と高圧的な上司が対象の部下をにらみながら、取調べのような面談調査を行い、反対すると“そうじゃないでしょ!”と、強引に賛成の回答をさせられたそうです。

 しかも、大阪府は規制派の巣窟である自民公明帝国大阪の漫画表現には既に赤信号が灯っている状態と考えても過言ではないです。

 大阪府はサイトで常に意見を募集中ですので、今回の件について、理論的に論破したコメント・抗議・陳情を送って下さい。府民以外の人でも十分効力があります。
 既に有志が東京都条例案を例に出して先鋭なコメントを送信しています。みなさんも続いて下さい。ここで食い止めないとどんどん戦況は苦しくなりますよ。

大阪府あて(メールフォームなど)
橋下徹あて(℡、Fax、郵送)

【参考にすべきサイト】
【ヤラセ調査は】大阪府に釘を刺しておこう!【全国に悪影響】/(from:表現規制について少しだけ考えてみる(仮)さん)
大阪府が結論ありきの児童ポルノの名を使った創作物規制調査をやらかす模様(from:チラシの裏(3周目)さん)


 因みに私の場合、今後時間がある場合&送信対象数が限られている場合、手紙での郵送にプライオリティーを置くことにしました。やはり東京都の場合でも手紙での影響が最強だったそうです。
 以下、筆者が大阪と橋下に送った手紙の内容を転記しておきますのでご参考までに。但し丸々コピーはダメでつよ。


 『漫画やアニメなどで18歳未満の子どもを性的対象として扱う児童ポルノなどの図書類の実態調査』について

 ……なる、大阪府及び知事の声明を拝見しました。

 まず、単なる他愛無いエロ漫画・エロアニメ・エロゲームに対し、“児童ポルノ”という屈辱的で失敬極まりないレッテルを貼って規制しようという指針には全面的に反対申し上げます。

 まず“児童ポルノ法”について。

 きちんと調べればすぐ分かることですが、これは児童保護法益に基づいた法制定です。18才未満の児童に性的虐待や搾取を行うことを禁止する、子どもへの虐待を防ぐためのもの。

 決して漫画やアニメの表現を弾圧するためのものではありません。漫画やアニメなど架空世界のキャラクターは「児童」「児童ポルノ」に決して含まれるものではないことが、法律上明晰に定められています。

 よって、“児童ポルノ漫画”という言葉は矛盾しています。法律上漫画は児童ポルノではありません!法の拡大解釈どころではなく、完全な誤謬です。

 つまり、例えるなら大阪は、

 『「漫画殺人表現罪」、「漫画強姦表現罪」、「暴力団漫画執筆罪」などで、大阪府民を逮捕したり、焚書令を出すか考慮中だ、分かったかね庶民の諸君』

 と、声明したことになります。

 21世紀の日本とは思えない、弁護士が知事を務める自治体の発案とは思えぬ、大変強権的で、尚且つ稚拙で恥ずかしい発表をしてしまったことになります。ヒッチコックや赤川次郎を殺人表現罪で検挙してしまう世の中に向かおうとしている訳ですね。

 世界や日本の犯罪統計を鑑みても、情報の遮断や表現の抑圧は治安向上・健全育成に全く逆効果です。

 ポルノを規制したら性犯罪が減った統計はありません。ゲームを禁止して犯罪が減ったことは一度もありません。むしろ統計的にも科学的にも、完全に逆効果であることは専門家各位によっても明晰に証明されています。

 この深刻な不況期に出版社が倒産するような条例案を企ててる暇があったら、実際に虐待を行っている親や、虐待を受けた子どもたちのケアに力と時間を注いで下さいよ。なんで漫画表現なんかに口出ししてくるんですか。


 児童ポルノ法の審議において規制推進派は、子どもを守る方向ではなく、漫画やアニメを弾圧したり、人を逮捕したり、漫画審査機関を設立して審査料をかすめとる方角に血道をあげており、本当に子供を守るべく活動してる人たちにとっては邪魔としか言いようがありません。

 児童ポルノの問題について、やるべき活動は、

・実際に家族や教師から性虐待を受けた児童の保護とケア
・こづかい欲しさに自分から性を売る少女の更正
・我が子を食い物にする親たちの更生

 以上の活動が喫緊の急務のはず。 

 それがなぜ、漫画やゲームやグラビアに“児童ポルノ”などという勝手なラベリングを貼って排撃することに都合よく摩り替わっているのですか?
 エロ漫画やアキバ系ゲームを禁止して、実際に虐待を受けた被害者の児童の救いにはなりますか?家出少女が改心しますか?虐待する親がなくなりますか?

 絶対にありえませんよ。当たり前じゃないですか。


 それでも、過激な漫画やアニメから子どもたちを遠ざけておきたい、主張する規制推進派もいるでしょう。
 しかし、とっくに遠ざけられているはずなんですが。「18禁」「R-18」等のゾーニングで。買えませんよ子どもたちは。売る側も子どもたちに売っていません。

 このゾーニング徹底の現実がなぜか世間にも議員さんにも伝わっていないふしがあり、時折“子どもたちがこんな酷い本を持っていた”とコミックを激しく糾弾する材料にされてしまうことがあって大変閉口してしまいます。

 そのような事態は情報リテラシー教育で対応すべき事項であって、表現検閲措置でアレルギー反応を起こすことではありません。

 年頃前の子どもが空き地でエロ雑誌拾って秘密基地で読んだり、親の避妊具やAVを何が何でも部屋から見つけ出してしまう例と同じ対応で解決すべきなんです。他国の宗教国家のようにポルノ撮影を重罪で裁いたり、避妊具やAVを所持していた親を逮捕する法律に改正しても、世の中が向上するとはとても思えません。

 何より、弁護士であるはずの橋下知事先生が、“児童ポルノ”という法律用語を全く理解せず、完全に勘違いしたまま使っていたことには、本当に失望してしまいました。


 くだんの大阪府の児ポ調査声明の問題点をまとめておきます。

・児童ポルノ禁止法は「個人法益保護法」である。したがって「被害者の存在」が無ければ「児童ポルノ」にはならない。
・「マンガ児童ポルノ」などの造語は議論の邪魔なので児童ポルノと創作物は分けて考えるべき。
・創作物が犯罪を起こすという「強力効果論」は「限定効果論」により科学的に否定されている。
・「暴力的ゲームは子供に悪影響なし」というハーバード大学の調査あり。
・それでも調査するというなら規制に慎重な人も加え「公平な調査」にすべし。
・「表現そのもの」の規制は「違憲」であり「憲法19条」及び「21条」を侵害する「人権問題」である。
・過激な作品は販売方法の見直しなどで対処するのが妥当。

 以上となります。

 今回の大阪府及び大阪知事の発言・声明は、大阪の恥です。全て撤回の上、漫画やアニメ表現への干渉は謹んで控え、文字通り絵に描いたモチである漫画のキャラクターの救出なんかどうでもいいから、実在する、本当に虐待を受けて今も命の危険に晒されている子どもたちの救出や親のケアに専心することを、きっぱり声明して下さい。



〓本日のぬこ動画。〓

ぬこ様がダスキンモップにご憤慨です
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by kitaharak | 2010-03-30 07:05 | 規制反対